2010年3月21日(日) 学士会館サロンコンサート "弦楽四重奏"

| | コメント(0) | トラックバック(0)
Gakushi09.jpg
シャンデリアの明かりの下、奏でられる弦楽四重奏曲。
学士会館の格調ある建物とサロンならではの演奏者との一体感をぜひお楽しみ下さい。

完璧を求めるより、エネルギーの炸裂を!
これが私達クライネス・コンツェルトハウスのコンセプトです。

モーツァルトの不協和音:
 夜明け直前のもっとも暗い闇の中から、朝もやそしてついに迎える日の出のような、すがすがしい一曲。その出だしのあまりの斬新さに不協和音という愛称で呼ばれるようになったが、その真髄は混沌から現れる調和、その屈託の無さは、まさに"モーツァルトの真髄"。

ベートーヴェン 作品131
 この曲は直前に不滅の問題作大フーガ付弦楽四重奏曲を書き、それが不評をかいそのフーガの楽章を書きかえるようにとの無知な要求に、彼は新しい妙案を思いついた。
なんと、冒頭にフーガを置き、そして全ての楽章を切れ目なくつなげたのだった。はじめたら最後、絶対にカットできない曲。
実は当時、王侯貴族達の趣向で全曲を通して演奏されなかった事もサロンでは多かった。しかし彼は別に英雄的に当時の王侯貴族達に挑戦した訳ではなく、ちょっとウイットの利いたいたずら心だったのかもしれない。当時の貴族達の前に一個の独立した個人として立ち、そんな彼を皆深く尊敬していた。


ベートーヴェンは決して孤独であった訳ではない、ウィーン中が彼を尊敬し、愛していたに違いない。そして間近に訪れる死。2万人を超えるウィーン市民がその葬列に加わり哀悼を表わしたそうです。

そんな思いや時代の全てが曲の中に凝縮され、織りなされて香りが放たれる。
音楽って素晴らしいです。

皆さんのお越しをお待ちしてます。
(場所の関係で70名限定としております。当日でもお入りいただけますが、回を重ねるごとにお陰様で徐々にお客様が増えておりますので、事前にご予約いただけると助かります。)

小澤洋介

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 2010年3月21日(日) 学士会館サロンコンサート "弦楽四重奏"

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.kleines-k.com/mt4/mt-tb.cgi/13

コメントする

リンク

ウェブページ

アーカイブ